ゆっくり食べれば、いつもより少ない食事量で満腹になります
満腹中枢が刺激され、もう十分だと脳が判断するまである程度時間が掛かりますが、そうなるまでに詰め込んでしまっては、食べすぎになり、肥満につながります。
理屈を頭で分かっていても、長年続けてきてしまった早食いという習慣は、簡単には矯正できず「箸置きダイエット」も長続きしませんでした。
理解していてもついついやってしまうのであれば、自分の意思とは関係なく、強制的にゆっくり食べるようにするしかない。
そう結論付けたんですが、どうすれば強制的にゆっくり食べれるでしょう？ どこに強制的にゆっくり食べられるポイントがあるでしょう？
それは、お箸でした
ほとんどの食事は、お箸を使って食べるんです
ならば、お箸を「それ用」に変えてしまえば、強制的にゆっくり食べられるのではないか？
そこまで考えたら「それ用」のお箸とはどんなものか、そう難しい問題ではありませんでした
食べにくいお箸です
通常、お箸は『滑りにくい』『持ちやすい』など、利便性が高くなるよう作られます。
毎日使うものですから、とても大事なことです
しかし、ダイエットに関して言えば、使いやすい・食べやすい箸は、早食いを助長することになり逆効果です
食べにくいお箸とは、どんなものか色々考えました。
曲がるお箸、先端が二又に分かれているお箸、重いお箸、etc…。 色々考え、作ってはみたものの、食べにくいお箸を思いついた時点で、どれにするか心は決まってました
曲がるお箸です
一番現実的というか、これしかないと思えましたこれが実際に使っていたお箸で、試作品としては第４号になります。 持ち手は硬く、先端部分のみ柔らかいお箸です
先端部分の改良については、この後も続いていきますが、お箸の仕組みとしてはこの時点で出来上がりました
後に『痩せ箸』と名づけるそのお箸が、食事制限をサポートしてくれることになる相棒になったのです
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